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こんにちは!こきです。
「セキュリティエンジニアに興味があるけど、未経験からでもなれるの?」
「何から勉強すればいいのかわからない」
この記事は、そんな方に向けて書いています。
僕はもともとIT企業でインフラを担当していた、ごく普通のサラリーマンでした(新卒入社・IT未経験スタート)。そこから資格を取って勉強し、外資系コンサル企業に転職して、今は現役のセキュリティコンサルタントとして働いています。
この記事では、未経験からセキュリティエンジニアを目指すための道のりを、4つのステップに分けて解説します。
結論:「ITの基礎 → 資格 → 近い仕事で経験 → 専門分野」の順に進む
- ステップ1:ネットワークやサーバーなど、ITの基礎を身につける
- ステップ2:資格の勉強で、セキュリティの知識を体系的に学ぶ
- ステップ3:インフラ運用や監視など、セキュリティに近い仕事で実務経験を積む
- ステップ4:自分に合った専門分野を決めて、スキルを深める
いきなり「セキュリティの専門家」を目指すより、土台から順番に積み上げるほうが、結果的に近道になります。
そもそもセキュリティエンジニアの仕事とは?
ひとことで「セキュリティエンジニア」と言っても、仕事の中身はさまざまです。IPA(情報処理推進機構)は、企業のセキュリティ対策に必要な業務を17の分野に整理しています。(出典:IPA「ITSS+(プラス)セキュリティ領域」)
未経験の方がイメージしやすい代表的な仕事を紹介します。
| 仕事 | 主な内容 | 未経験からの入りやすさ |
|---|---|---|
| セキュリティ監視(SOC) | システムのログや警告を監視し、攻撃の兆候を見つける | 比較的入りやすい |
| インシデント対応(CSIRT) | 攻撃や事故が起きたときに、原因調査や復旧を行う | 実務経験を積んでから |
| 脆弱性診断 | システムやWebサイトに弱点がないか調べる | 技術の勉強が必要 |
| セキュリティ設計・構築 | ファイアウォールなどの対策を設計・導入する | インフラ経験があると有利 |
| セキュリティコンサルタント | 企業のセキュリティの課題を整理し、対策を提案する | 知識と経験を積んでから |
セキュリティコンサルタントの仕事については、こちらの記事でくわしく紹介しています。
▶ 【新卒・未経験者向け】セキュリティコンサルタントの仕事内容について紹介します
ステップ1:ITの基礎を身につける
セキュリティは「ITのしくみを守る仕事」です。守る対象のしくみがわからないと、どこが危ないのか、どう守ればいいのかも判断できません。まずは次のような基礎から始めましょう。
- ネットワーク:IPアドレス、通信のしくみ、ルーターやファイアウォールの役割
- サーバー・OS:WindowsやLinuxの基本操作、アカウントや権限の考え方
- Webのしくみ:ブラウザとWebサーバーがどうやってやりとりしているか
僕自身、インフラ担当として働いていた経験が、セキュリティの仕事の土台になりました。
ステップ2:資格の勉強でセキュリティの知識を体系的に学ぶ
独学で知識を広げるときは、資格の勉強がとても役に立ちます。出題範囲に沿って勉強するので、知識の抜けもれが少なくなります。未経験の方におすすめの順番はこちらです。
| 順番 | 資格 | こんな人に | ||
|---|---|---|---|---|
| 1 | ITパスポート | ITそのものが初めての人 | ||
| 2 | 情報セキュリティマネジメント試験 | セキュリティの基本ルールを学びたい人 | ||
| 3 | CCNA | ネットワークの基礎を固めたい人 | ||
| 4 | CompTIA Security+ | セキュリティの基礎を国際資格で証明したい人 | ||
| 5 | 情報処理安全確保支援士 | 転職後のキャリアアップを狙う人 | ||
ITパスポートと情報セキュリティマネジメント試験のどちらから受けるか迷う方は、こちらの記事も参考にしてください。
▶ ITパスポートと情報セキュリティマネジメント試験はどっちから?
通勤時間などのスキマ時間に勉強したい方は、スマホで受講できるオンライン講座を使うのもひとつの方法です。
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ステップ3:セキュリティに近い仕事で実務経験を積む
資格を取ったら、次は実務経験です。未経験からいきなり高度なセキュリティの仕事に就くのは簡単ではありません。まずはセキュリティに近い仕事で経験を積むのが現実的です。
- インフラの運用・保守:サーバーやネットワークを日々管理する仕事。アカウント管理やログ確認など、セキュリティと重なる作業が多い
- セキュリティ監視(SOC):監視の手順が決まっていることが多く、未経験者を採用している職場もある
- 社内SE・情報システム部門:社内のパソコンやシステムを管理する中で、セキュリティ対策も担当することが多い
求人を探すときは、IT業界にくわしい転職エージェントに相談すると、「未経験でも応募できるセキュリティ関連の求人」を見つけやすくなります。転職の進め方は、こちらの記事でくわしく解説しています。
▶ 【2026年版】未経験からセキュリティ転職で年収400万→700万|現役コンサルが取るべき資格と転職の進め方を解説
ステップ4:専門分野を決めてスキルを深める
実務経験を積むと、「監視や対応が向いている」「設計や提案が好き」など、自分に合った分野が見えてきます。そこから専門分野を決めて、スキルを深めていきましょう。
- 技術を深めたい人:脆弱性診断やインシデント対応など、手を動かす分野へ
- 人に説明したり提案したりするのが好きな人:セキュリティコンサルタントや、社内のセキュリティ企画へ
- どちらにも共通:情報処理安全確保支援士など、上位の資格にも挑戦して専門性を示す
未経験から目指すときの注意点
勉強だけで終わらせない
資格の勉強は大切ですが、資格を取っただけでは仕事にはなりません。勉強と並行して求人を見たり、実際に手を動かしたりして、「仕事でどう使うか」を意識しましょう。
自分のパソコンで手を動かしてみる
パソコンに仮想環境(パソコンの中に別のパソコンを作るしくみ)を用意して、Linuxを触ってみるのもおすすめです。コマンド操作に慣れておくと、実務で困りにくくなります。
学習用の環境以外で攻撃を試さない
セキュリティの勉強をしていると、攻撃の手法にも興味がわいてきます。ただし、許可のないシステムに攻撃を試すことは法律で禁止されています。攻撃の練習は、自分で用意した環境や、練習用に公開されている環境だけで行いましょう。
まとめ
- セキュリティエンジニアの仕事には、監視、インシデント対応、脆弱性診断、設計、コンサルなど、さまざまな種類がある
- 未経験からは「ITの基礎 → 資格 → 近い仕事で経験 → 専門分野」の順に進むのが近道
- 資格はITパスポートや情報セキュリティマネジメント試験から始めて、CCNAやSecurity+へステップアップ
- 最初の仕事は、インフラ運用やSOCなど、セキュリティに近い仕事から探すのが現実的
僕も最初は、セキュリティのことはほとんど知りませんでした。一歩ずつ積み上げていけば、未経験からでもセキュリティの仕事に近づけます。まずはITの基礎の勉強から始めてみてください!