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こんにちは!こきです。
「セキュリティ業界に興味はあるけど、未経験だし無理かも…」
「何の資格から取ればいいの?」
「転職って何から始めればいいの?」
この記事は、そんな悩みを持つ方に向けて書いています。
僕はもともとIT企業でインフラを担当していた、ごく普通のサラリーマンでした(新卒入社・IT未経験スタート)。「将来セキュリティは稼げそう!」と思って資格の勉強を始め、外資系コンサル企業に転職。現在は現役のセキュリティコンサルタントとして働いています。年収は3年で400万円→700万円に上がりました。
この記事では、実際に転職した僕の経験をもとに、次の3つを解説します。
- セキュリティ業界が今も稼げる理由
- 未経験者が取るべき資格と、おすすめの順番
- 転職を成功させるための具体的な進め方
結論:未経験でも、正しい順番で準備すればセキュリティ転職は十分可能
先に結論をお伝えします。
- ネットワークの基礎(CCNA)から始める
- セキュリティの基礎(CompTIA Security+ または 情報セキュリティマネジメント試験)で知識を固める
- 勉強と並行してIT・セキュリティに強い転職エージェントに登録し、求人と自分の市場価値を知る
僕自身、ネットワーク→セキュリティの順番で資格の勉強を進めたことで、未経験から外資系コンサルへの転職に成功しました。以下、くわしく説明していきます。
1. セキュリティ業界が稼げる理由
セキュリティ業界の年収が高い理由は、大きく3つあります。
理由①:サイバー攻撃の被害が増え続けている
ランサムウェアによる企業の業務停止や、フィッシング詐欺の被害はあとを絶ちません。警察庁のまとめによると、2025年に警察へ報告されたランサムウェアの被害は226件で、高い水準が続いています。(出典:警察庁「サイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」)
企業にとってセキュリティは「やったほうがいいこと」から「やらないと事業が止まること」に変わり、セキュリティにかける予算も増えています。
理由②:セキュリティ人材が足りない
需要が増える一方で、セキュリティの専門人材は足りていません。セキュリティ資格の国際団体ISC2の2024年の調査では、日本のセキュリティ人材は約17万人不足しているとされています。2025年の調査では、人数だけでなく「必要なスキルを持つ人が足りない」ことが大きな課題になっています。(出典:ISC2)
人が足りない=企業は高い給料を出してでも採用したい、ということです。実際、ある企業では人手が足りなさすぎて、知り合いを紹介して入社してもらうと50〜100万円もらえる制度があると聞いたことがあります。
理由③:専門性が積み上がり、年収が上がりやすい
セキュリティは知識や経験が積み上がるほど価値が上がる仕事です。資格・実務経験が増えるほど、より上のポジションや高年収の求人を狙えるようになります。
2. 未経験者が取るべきセキュリティ資格【おすすめ順】
「何から取ればいいかわからない」という方のために、僕がおすすめする順番で紹介します。
| 資格 | 難易度 | 勉強期間の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| CCNA | ★★☆ | 1〜3ヶ月 | ネットワークの知識がない人(まずはここから) |
| 情報セキュリティマネジメント試験 | ★☆☆ | 1〜2ヶ月 | IT未経験・就活生、国家資格がほしい人 |
| CompTIA Security+ | ★★☆ | 2〜3ヶ月 | 外資系・グローバル企業を狙う人 |
| 情報処理安全確保支援士 | ★★★ | 3〜6ヶ月 | 転職後のキャリアアップを狙う人 |
※勉強期間はIT経験や1日の勉強時間によって変わります。
① CCNA(シスコ技術者認定)
セキュリティの土台はネットワークの知識です。通信のしくみがわからないと、攻撃のしくみも防ぎ方も理解できません。
CCNAはネットワークの基礎を網羅的に学べる資格で、未経験者が最初に目指すのにぴったりです。ほとんどが選択式の問題なので、未経験者でも取り組みやすい資格です。
僕が受験したころは試験が2つ(ICND1・ICND2)に分かれていましたが、現在は1つの試験にまとまっているので、目標が立てやすくなっています。受験前には、最新の試験内容をシスコの公式サイトで確認しておきましょう。
② 情報セキュリティマネジメント試験(国家資格)
IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験で、セキュリティの基本的な考え方やルールを学べます。難易度が低めなので、IT未経験の方や就活生の最初のセキュリティ資格としておすすめです。
▶ ITパスポートとどちらから受けるべきか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください:ITパスポートと情報セキュリティマネジメント試験はどっちから?
③ CompTIA Security+
世界的に認知されているセキュリティの基礎資格です。セキュリティの知識が網羅的に問われるので少し難しめですが、すべて選択式で、未経験者向けのわかりやすい参考書も出ています。外資系企業やグローバル案件では評価されやすい資格です。
試験は数年ごとに改訂されるので、受験前に最新の試験バージョンを公式サイトで確認し、そのバージョンに対応した参考書を選びましょう。
▶ 試験の形式や難易度、日本語での受験、新バージョン(V8)の注意点は、こちらの記事でまとめています:CompTIA Security+の難易度と勉強法|日本語で受験できる?試験の形式と新バージョン(V8)の注意点
④ 情報処理安全確保支援士(国家資格)
セキュリティ分野の国家資格の中でも難易度が高い資格です。転職の時点で持っている必要はありませんが、転職後のキャリアアップや年収アップを目指すなら、ぜひ挑戦してほしい資格です。
3. おすすめの勉強方法
参考書で勉強する
まずは定番の参考書を1冊決めて、問題集と合わせて繰り返すのが一番の近道です。
僕が受験したときは、CCNAは「CCENT/CCNA ICND1」「ICND2」のテキストと問題集、Security+は「CompTIA Security+ テキスト」を使いました。どちらも試験が改訂されているので、今から勉強する方は、必ず最新の試験に対応した版を選んでください。
オンライン講座で勉強する
本だけだとイメージしにくい部分は、動画で学べるオンライン講座を使うと理解が早くなります。通勤時間などのスキマ時間にスマホで勉強できるのも大きなメリットです。
▼スマホで試験対策ができるオンライン講座
国家資格などの試験対策講座を、スマートフォンやパソコンで受講できます。通勤時間などのスキマ時間に勉強したい方に向いています。
▼月額定額でいろいろな資格を学べるサービス
月額料金で複数の資格講座が受け放題になるサービスです。「まずはいろいろな資格を見てから決めたい」という方に向いています。
※対応している資格は各サービスで異なります。受けたい資格の講座があるか、公式サイトで確認してから申し込みましょう。
4. 転職を成功させるための進め方
資格の勉強と同じくらい大切なのが、転職活動の進め方です。
ステップ①:勉強と並行して転職エージェントに登録する
「資格を取ってから転職活動を始めよう」と考える方が多いのですが、おすすめは勉強と並行してエージェントに登録しておくことです。
- 今の自分のスキルでどんな求人に応募できるかがわかる
- 企業がどんな資格・スキルを求めているかがわかり、勉強の優先順位がつけられる
- 一般には公開されていない求人を紹介してもらえることがある
ステップ②:IT・セキュリティに強いエージェントを2〜3社使う
エージェントによって持っている求人や担当者の知識が違うので、2〜3社に登録して比較するのがおすすめです。セキュリティ職は専門性が高いので、総合型のエージェントだけでなく、IT業界やセキュリティに特化したエージェントも選びましょう。
▼セキュリティの実務経験がある方へ
セキュリティ職に特化した転職エージェントもあります。ITセキュリティのコンサルやエンジニアの経験がある方向けのサービスなので、未経験の方は、まず資格の勉強や近い仕事での経験づくりから始めましょう。
ステップ③:職務経歴書では「セキュリティにつながる経験」を書く
未経験でも、今の仕事の中にセキュリティにつながる経験は意外とあります。僕もインフラ担当として働いていた経験が、セキュリティの仕事の土台になりました。
- サーバーやネットワークの運用・保守
- アカウント管理やアクセス権の設定
- 障害対応やログの確認
- 社内ルールの整備や、セキュリティ研修の受講
ステップ④:面接では「なぜセキュリティなのか」を自分の言葉で話す
未経験者の採用では、今の知識よりも学ぶ意欲と、セキュリティを選んだ理由が重視されます。資格の勉強を進めていること自体が、意欲を示す強い材料になります。
まとめ:まずは小さく一歩目を踏み出そう
最後にもう一度ポイントをまとめます。
- セキュリティ業界は人材が足りず、未経験からでも年収アップを狙いやすい
- 資格は「CCNA → 情報セキュリティマネジメント/Security+」の順がおすすめ
- 勉強と並行して、IT・セキュリティに強い転職エージェントに登録しておく
僕も最初は「未経験だし無理かも」と思っていました。でも、一歩ずつ進めたことで、年収も働き方も大きく変わりました。
まずは資格の勉強を始めながら、無料の転職エージェントに登録して、自分がどんな求人に応募できるのかを見てみるところから始めてみてください。
セキュリティ業界や外資系コンサルへの転職で聞きたいことがあれば、お問い合わせからお気軽にご連絡ください!外資系コンサルで働いている友人も多いので、働き方や面接のアドバイスもできると思います。